2月20日(土)あいにくの天気ではございましたが、『NPO法人CPサッカー＆ライフ エスペランサ』主催『エスペランサ サッカーフェスティバル大会』が『フットサルクラブ東京 豊洲テントドーム』にて無事に行われました。
東京青商では「子どもたちの夢を大切に育て、身体的格差がチャレンジ精神の格差にならない社会を目指す」というエスペランサ様の理念に共感し、今期におきましても大会支援を致しました。

フェスティバルではCPサッカーの韓日交流試合『TOKYO SEISHO CUP』と、サッカー元日本代表選手たちがコーチとなりサッカーワークショップなどが行われました。
CPサッカーとは1984年のパラリンピックから正式種目として採用されてきた、脳性麻痺、脳卒中などの脳血管障がい、脳外傷や頭部外傷により身体に麻痺を持つ選手たちによって行われる障がい者サッカーの種目です。(今年ブラジル・リオデジャネイロで行われるパラリンピックを最後に、正式種目からの除外が決まっています)

韓日交流試合では韓国のCPサッカーチーム『ゴムドゥリ愛の会』を招待し、5チーム総当りの試合を行い、東京青商からもプレー参加しフェアプレイの元共に汗を流しました。
その後のサッカーワークショップではサッカー元日本代表選手の小島伸幸さん、名良橋晃さん、フットサル元日本代表の相根澄さん、元プロサッカー選手の奥野僚右さんのご指導のもと、グループごとにドリブルやシュートなどに挑戦するワークショップが行われました。
最後には、障がいの有無、性別、年齢、国籍が異なる人達が一緒のチームになって交流する「インクルーシブサッカー」が行われました。

サッカーを通じ人と人とのつながり、人の温かみを感じることができる素晴らしい大会となりました。
大会支援金につきましては『第33回チャリティーゴルフコンペ』の収益金より拠出させて頂きました。
沢山の子供たちだけでなく大人まで、全ての壁を乗り越え、笑顔と笑顔を繋げることが出来ましたことをご報告します。チャリティーゴルフコンペにご参加・ご協賛の温かいご支援を下さいます皆様に、この場をお借りしお礼申し上げます。

■開会式

■TOKYO SEISHO CUP

■サッカーワークショップ

最後に、このCPサッカーを通したダイバーシティ＆インクルージョン（一人ひとりの違いを認めあい、一緒に考えること）の取り組みの一環が広まり、多様性を認めあう社会の実現を願い、CPサッカーの普及とパラリンピック種目への復活を願っております。

地域チャリティー委員長　李愛美