青商の年歴 -第19期-


第19期

《1996年》

 4月20日 第19期定期総会を開催。新会長に崔和則氏を選出。

 6月16日 韓国の孤児院・聖愛園で「1日アッパ」事業を行う。

 6月23日 第19回ブライダルパーティーを開催。

 7月20日 体育会関東本部主催の「ミニサッカー大会」に参加。

 7月31日 韓国の孤児院・聖愛園の模範学生らを日本に招待。

10月15日 第14回チャリティーゴルフコンペを開催。

        「愛神愛隣舎」に100万円寄贈。

10月26日 民団創団50周年記念大会に参加。

11月10日 第20回ブライダルパーティーを開催。

12月20日 ファミリー壮年パーティーを開催。

《1997年》

 2月17日 青商連合会主催の本国研修会に参加。

 3月20日 婦人会、青年会、学生と合同で「ふれあい大行進」に参加。

第19期会長 崔 和則

同胞社会の緊要な問題に積極的に対話を

会員の皆様、アンニョンハシムニカ。

さる4月の第19期定期総会で新会長に選任されて以来、すでに5ヶ月が経過、各委員会、各種事業ともに活発な活動が展開されていますが、ここで改めて今年度の方針について述べたいと思います。

まず第一は、やはり在日同胞問題に関する活動です。青商では現在、連合会が先頭になって地方参政権の獲得運動を積極的に展開しています。地方参政権は同胞が地域の住民としての様々な権利を獲得する重要な契機になるばかりでなく、異なる国籍を持つ人びとがお互いに協力して、豊かな「共存社会」を築いていく上で欠かせないものと思います。

民団の推進している地方議会への働き掛けと合わせて、東京青商も連合会と密接な連携を保ちながら、この地方参政権獲得運動に邁進していく考えです。

また、帰化による韓国籍者の減少、それと連動する結婚問題、大きくは民族教育の展開などを通して積極的に取り組んでいきたいと思います。一世が数%になった現在、この問題の解決は私達の世代こそまさしく当事者であり、責任者なのではないでしょうか。

二つ目は、経済活動です。会員が最も会に強く求めているのが経済問題であり、税金に関する問題であります。かつて、個人レベルで行われていた情報交換を脱皮し、会として積極的に取り組み、会の目的宣言にあるように、それが会員間の相互経済扶助につながればと思います。

三つ目は、朝総連参加の青年商工人との交流です。東西冷戦が終結した今、全人類的な視野に立った発想と実践が必要とされています。

過去の遺恨に囚われず、同胞社会の発展と未来のために協調し、連帯していきましょう。そのためのステップとして、まずは、虚心担壊に交流し、親睦を深めていきたいと思います。

最後に強調しておきたいことは、会員のさらなる拡大と財政の確保です。会の力量はイコール人材と考えます。日本社会に埋もれている多くの同胞青年を発掘し、お互いを自己錬磨し、同胞社会の発展と自身の事業発展のために連帯していきましょう。

財政の確保に関しては、会員全員で知恵を出し合い模索するとともに、よい企画があれば大胆に実践していきましょう。

私の任期はまだ半年以上ありますが、会が抱えている課題を解決し、会がさらに発展するよう頑張っていく所存ですので、会員皆さんの一層のご協力をお願い申し上げます。

会長:崔 和則
1996年第19期組織(執行部並びに監事)
会長 崔 和則
直前会長 呉 俊隆
常任副会長 安 巨煥
内務副会長 金 慶一
外務副会長 呉 京俊
専務理事 李 守善
監事 柳 時悦
朴 茂生
高 初輔
東京韓国青年商工会
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