青商の年歴 -第12期-


第12期

《1989年》

 4月22日 第12期定期総会を開催。新会長に金昭夫氏を選出。

 5月26日 第1回関東ブロック青商親睦ゴルフを開催。

 6月 9日 東大門JC共催雄弁大会に参加。民正党本部を訪問。

 7月26日 東大門JC雄弁大会入賞者を日本に招待。

 7月28日 青商運動10周年記念全国大会に参加。

 9月24日 ブライダルパーティーを開催。

11月 6日 第7回チャリティーゴルフコンペを開催。

         韓国教育財団に100万円を寄贈。

12月23日 ファミリー壮年パーティーを開催。

《1990年》

 2月24日 新入会員オリエンテーションを開催。

 3月11日 桂銀淑チャリティーコンサートを開催。

 3月17日 新入会員母国訪問団を派遣。

第12期会長 金 昭夫

「91年問題」解決と次代育成に全力


昨年四月、東京青商の第12期会長に就任してから、早いものですすでに十ヶ月余りが過ぎ、残すところあと2ヶ月足らずとなりました。

この間、歴代の諸先輩方が築き上げた活動の実績を踏まえ、役員および会員の積極的な協力の下に、会の発展に努めてまいりました。

おかげをもちまして、恒例化された各種の対内外的な活動も成功的に実施することができ、会員拡大事業も順調に進んでおります。

とくに、今期の最重要点事業として揚げた会員拡大事業は、会員拡大推進本部を中心に役員、会員一丸となって行うことができ、これまでに四十人を超える新入会員が加盟、当初の目標である五十人の達成もすぐ手の届くところまでになりました。

この会員拡大事業は、そもそも当会十二年の歴史の中で、始めて直面した世代交代に対応し、「新しい血」を入れることにより、マンネリ化した会の運営を打破するために実施することになったわけですが、この間の成果は、当初の目標を達成できたことを示しているばかりか、会の継続的な発展の担保を築くことにもなったと信じています。

さて、今年一九九〇年は、同胞社会にとって大変重要な年であります。言うまでもなく韓日法的地位協定の見直し問題が提訴されているからです。

この問題は、ただ単に第三世代の永住権を確保するという問題にとどまらず、私たちの法的地位を現実社会に見合ったものへと全面改定し、日本人と同等な市民的諸権利を獲得する問題であり、今後の同胞社会を発展を左右すると行っても過言ではありません。

したがってこの問題は誰のためでもなく、自分の、そして自分の子供達のための問題であり、問題の解決は、同胞社会の次代を担う世代の集合体である青商の、また子をもつ親としての私たち会員一人ひとりの責任です。

当会ではすでに、一月の例会で同問題に対する講演会を開きましたが、今後においても、私たちの主張が十分に取り入れられるよう会員全員の集結するとともに、民団、婦人会、青年会などの同胞各機関・団体と緊密に協力し、ことに当たっていく所存です。

私に残された期間は、あと二ヶ月足らずとなりましたが、この期間中、会員皆様の協力を得て、まずは全国同胞的なこの問題に全力を上げる一方、新しく入った会員たちが、自信の能力を存分に発揮、会の発展に寄与するとともに、次の青商を担っていける会員として、さらに同胞社会の発展に貢献できる人材へと大きく成長できるよう、全力を傾けていきたいと思います。

会長:金 昭夫
1989年第12期組織(執行部並びに監事)
会長 金 昭夫
直前会長 呂 健二
常任副会長 柳 時悦
内務副会長 金 政男
外務副会長 金 鐘九
専務理事 朴 泰錫
監事 李 尚彦
朴 海盛
東京韓国青年商工会
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